10月に観るはずが、台風で延期になり、やっと観れた、『かあちゃん取扱説明書』。劇団さんぽさんは早朝九州から出発し、はるばる豊橋まで来てくれました。
事前でお会いした西さん演じる母ちゃんは、家事にパートに韓国ドラマと大忙しですが、とってもパワフルです。テツヤはなんとか母ちゃんを思い通りに動かせないかとあれやこれやと策を練ります。でも、そんなことも母ちゃんはお見通し。テツヤと母ちゃんのやり取りに、親と子では感じることが違っていたのかな？？
例会後、帰り道、小４のＹ君はお母さんと妹の荷物まで持ってくれたそうです。行きは、水筒すら自分で持たなかったのに、彼の中で何が起こったのか！？後日お母さんが聞いてみたら、「例会観て、普段のお母さんの大変さが分かった」ということでした。そういうことを感じてくれたのが嬉しかったと、お母さんが話してくれました。
小2のＳ君と帰りの車で話していたお母さん。普段自分の描いていた理想のお母さん像は、自分らしさとは正反対で、いつも自分を犠牲にして「お母さん」を頑張っていました。「お母さんも好きなことをして、笑顔でいたら、家族みんなも笑顔でいられるのかな？お母さんも好きなことしても良いかな？」と聞いてみたら「もちろんいいよ！！」と。当たり前じゃんというような反応に驚いたそうです。